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今年も大人ふたりのひな祭りとおこしもの

去年の今頃は何故だか何か月もブログの更新をしておらず

ひな祭りネタも載せてなくて

一昨年の今頃はベトナムに行っていたのでひな祭りイベント自体無し↓



その前の年のひな祭り投稿↓


この時以来の久しぶりの投稿となります。


このところてまり寿司→散らし寿司→てまり寿司→散らし寿司
そして時々押し寿司
を繰り返していましたが

今年は散らしにしました。


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スーパーで角切り刺身の盛り合わせを見つけたのでお手軽にこちらを採用。

卵を焼いてこちらも角切りに。

甘酢蓮根は紅白に仕上げるつもりだったけど、時間が足りず中途半端なピンクになってしまいました。

ちなみにこのピンク色は赤梅酢で付けました。


もう一つのメインが

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えびしんじょの5色あられ揚げと
蛤のお吸い物

生まれて初めて5色あられというものを買いました。

○オンモールのスーパーには置いてなくて
○オンの中の○ルディにもなくて
最終的に○オンの中の○ととやで買うことが出来ました。

こういった使ったことない材料ってどこで売っているのか
どのコーナーで売っているのか
見当もつかないものですね。

ともかく近所に大手モールがあって良かったです。


この海老しんじょはもちろんそのまま食べても良いけど

今回は

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白だし餡をかけてみました。

これはね

最近自分で作ったものの中ではかなり好きな料理です。


このかわいらしい「あられ」がかなり良いです。

見た目だけのビジュアル担当なのかと思いきや味もしっかり主張してきます。

あるとないとでは雲泥の差です(多分)

あられの食感と香ばしい香りが最高です。


何で今まで使おうとしなかったのだろう、と不思議なぐらい。


また何かに使おうと思います。


飲み物はワンパターンながら

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桃の節句にちなんでピーチベリーニ。

ネクターのスパークリングワイン割りです。

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正直、豪華さに欠けるけど

中高年夫婦ふたりには多過ぎるぐらいです。


だってデザートもあるし。


今年は

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苺のマリネ、マスカルポーネムース添え。


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苺はグランマニエと砂糖に漬け込み
マスカルポーネと砂糖、ホイップした生クリームを混ぜ、ゆるめにゼラチンで固めただけのものです。

砂糖は甜菜糖でしかも甘さは控えめなので

意外とするりと食べきれました。

そして苺のデザートってやっぱり良いね。

ビジュアル的にそそられるものがあるというか
実際以上に美味しそうに見えます。

(今月は友人たちと苺スイーツブッフェを開催する予定なのでそちらも楽しみ)


食後に食べることはできなかったけど

もちろんこんなものも用意しました。

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和菓子いろいろ。


その奥に見えてるのは

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愛知県のひな祭りのおやつ「おこしもの」(おこしもち)です。


原材料が米粉と水だけ(色付けに食紅は使いますが)という超シンプルな団子です。


これを作るには専用の型が必要なのですが

我が家には

先祖代々(?)伝わるこんなものがあるのです。


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古い木型!

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私が子供の頃、この型を使って祖母、母、私、妹の4人がかりで作ったものです。
粉を練ったり、思い思いに色を塗ったりして、
懐かしい思い出です。

本来は米粉の生地を直接型に押し込んで模様を出すものなのですが、、、

何しろ型離れが悪いし
詰まって掃除も大変だし
ちょっと木が古すぎて衛生的にもどうかと思うので

ラップを敷いて詰めたのでちょっと柄の出具合が弱めです。


子供の頃はこの型のことをさほど気にしていなかったけど

最近になって改めて見てみると

ひとつだけ裏に名前が書いてあるのを見つけました。

黒い墨で描いたような文字がうっすらと


○○重生


と読めます。


○○は私の旧姓で、下の名前の重生は聞いたことない名前で

父に聞いてみたところ

「聞いたことある」

程度の返事でした。


父の予想では祖父(父から見ると父親)の祖母ではないかとのこと。




私から見て祖父の祖母ということは


祖父は明治45年生まれだったから

その祖母って・・・

江戸時代の人という可能性もあるのでは


江戸時代!!


もしそうなら何だか感慨深いです。


祖父の祖母がたとえ江戸時代生まれだとしても
おそらくこの型を使っておこしものを作ったのは年齢的に考えて明治時代半ばになってからだとは思うけど


それでも私が持っている持ち物の中で一番古い物であることは確かです。


もう少しで母に捨てられるところでしたが救い出して来て良かったです。


残念ながら私には子がいないので子孫に引き継ぐためには姪にでも託すしかありません。

姪二人もやはり子供の頃母親(私の妹)とこの型でおこしものを作っていたようなので、おそらく受け取ってくれるだろうと思います。


ところで、この団子の食べ方ですが


焼いて砂糖醤油をつける、というのが一般的なようです。


私は

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焼いて甘じょっぱく(しょうゆ+みりん)して


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のりで巻いて食べるのが一番好きです。

おやつにも良いし
朝食にも良いです。


たくさん作ったので(夫は食べないし)数日で食べ切れる分を残して2枚ずつラップに包んで冷凍庫へ。



こうして今年のひな祭りも無事終わりました。


今月、次のイベントは近場1泊旅行。

そして

友人たちとの苺スイーツブッフェ。

ふたつも控えています!


どちらも楽しみですが、その前に、早いとこ確定申告を済ませなくては。
















ブログテーマ:雛祭り
by dishlover | 2025-03-04 17:38 | 日々の料理 | Comments(0)

家庭菜園、季節の手仕事、日々の料理(時々オタクメシ)の話。


by Hoasen