2017年 06月 16日
つる性の雑草
我が家の、「やっかいなつる性雑草ベスト3」を発表します。
って。
そんなこと誰も興味ないかとは思いますが。
まずは。
第3位。
何だか気の毒な名前の持ち主です。
これはフェンスの辺りで繁殖しています。
秋ごろ小さなかわいい花を咲かせるので、一応見どころはあるのだけど。
とにかく切っても抜いてもいつの間にかまたフェンスを覆っています。
冬には完全に枯れてしまい、見た感じが汚らしくなるので、最終的には枯れ枝を撤去しなければなりません。
常緑ならば、まだこのままフェンスを覆っていても良いような気もしますが、枯れ枝を放置することはできず。
仕方なくこまめに抜くようにしています。
次は第2位。
これの名前わかりません。
椿やみかん、南天などの木に巻き付いてくるつる植物です。
これはもう。
雑草、草、というよりは木に近いと思います。
これはヘクソカズラと違って秋に葉は枯れて落ちるものの、枝(蔓)は巻き付いたまま残り、また来春その蔓からさらに細い蔓が伸び葉が出てくるようです。
その蔓ときたら剪定ばさみでは切れないほどの太さで、ノコギリで切らなきゃいけないほどです。
ただ、これもそれなりに良いところがあって。
この植物の蔓はリースを作るのに最適な素材だということです。
木枝のような太さがありつつ、あくまでも蔓なので弾力があり、よくしなるのでリース作りにはもってこいです。
とは言え、そんなもの年に1個しか作らないし、あまり大したメリットとも言えません。
そして。
栄えある第1位は。
その名も恐ろしいヤブガラシ。
藪を覆って枯らしてしまうほどの勢いからこの名がついたと言われているようです。
もしここに誰も住まなくなり放置されることになったとしたら、半年も経たずにこの植物が畑や庭だけでなく家までも覆いつくすんじゃないかと思います。
それぐらいの繁殖力です。
ヤブガラシは地下茎で増えていくので完全に駆除することは不可能かもしれません。
こんな畝の中にも。
この辺りは
ツルニチニチソウも元々は雑草ではないかもしれないし、春先かわいい紫の花畑になってずいぶん楽しませてもらいましたが、観賞用とは言えないほどの繁殖力。
時々、刈り込んでいますが、もしかしたら「摘心」状態で刈り込めば刈り込むほどさらに葉が増えていってるのかもしれません。
そんな両者の間に
蕗(手前の丸い葉)やらミョウガ(奥の細長い葉)やらが負けじと頑張っています。
がんばれー
ヤブガラシ対策はとにかく抜きまくる。
と、これしかしていません。
ただ、根が地下茎でつながっている状態だと思うので(想像ですが)、抜くと言っても、途中で切れてしまい根本的な解決にはなっていません。
が。
これも想像ですが。
あくまでも植物なので、外に出ている部分をどんどん刈り込んでいけば、光合成ができなくなりそのうち根の方も衰退していくのではないか。
とも思っています。
この先根比べになりそうです。
私がこのヤブガラシに勝てるとは到底思えませんが、少しでも弱らせてみたいものです。
ちなみに。
この厄介な雑草も。
つる性雑草ランキング番外編。
雑草ではないけど、雑草並みの繁殖を見せているのはこちら。
これは南天の木に巻き付いています。
こちらのは
そして畑の畝横にも
ヤマノイモは一応時期が来れば収穫も可能かもしれませんが、畑でない場所に生えているものは掘るのも大変そうだし、第一そんなに大きく成長できていない気もします。
でも、まぁ。
むかごなら収穫できるかも。
去年からヤマノイモの存在には気づいてはいましたが、あまり注意を払っていなかった為に、真夏の雑草の中に埋もれて見失ってしまい、むかごができていたのかどうかもわからないまま終わってしまいました。
今年は今のうちからしっかり気にかけ時期を見逃さないようにしようと思います。
ところで。
ヤマノイモの葉はヘクソカズラの葉ともちょっと似ていますが、ヤマノイモの方がつるんとした葉でヘクソカズラは産毛の生えたふわっとした葉なので、そのあたりでも判断できるみたいです。
以上、やっかいなつる性雑草ベスト3でした。
2番の葉っぱですが、
私の家の横にも生えていて、気になって調べていました。
それで、出した答えは「アケビ」
アケビとミツバアケビの間の子みたいな?
もしそれだったら、どこか高く伸ばしてあげたら実がなるのかなぁ?
コメントありがとうございます。
この投稿の後、知人からこれはアケビの仲間のムべではないかと言われました。
確かに一度だけ実のようなものを見つけたことがあります。
もうすっかり枯れこんでしまっていたので、その時は何これ?って感じでしたが、あとで考えたらアケビっぽい形だったような…
でもその後は葉っぱは生い茂っているものの、一向にその実を見かけることもなく数年経過しています。実が食べられれば言う事ないんですけどね~