2016年 11月 01日
草の整理
まったく手つかずだった箇所があります。
畑の隅の隣人との境界線あたりとか、家に上る坂道のフェンスの向こう側とか。
正確に言えばフェンスのあたりはウチの土地ではないのだけど、ここは私達しか通らないし、フェンスの向こう側の住人の方にも迷惑がかかるかと思い、ようやく二人で草と雑木の整理をしました。
まだ雑草も大きくなる前にこまめに処理していればこんな大事にはならないのに。
とはわかってはいるけど、南国生れのくせに暑さに弱い我がパートナーは夏空の下雑草を刈るなんてとんでもない、ときっぱり拒否。
涼しくなったら絶対やるから。
との約束をとうとう果たしてくれたわけですね。
フェンスのこちら側もフェンスを越えた向こう側も草ぼうぼうです。
特に向こう側は、段差が2mぐらいあり30㎝程の足場の中で作業しなければならず、苦戦が予想されます。
と言うのも、ウチが坂の上に建っているため隣家との段差が1階分ぐらいあるです。
草取りというと、雑草を手でむしり取る、イメージかもしれませんが、実際には大きく成長した雑草はもはや草と言うよりは木に近く、鎌や剪定ばさみ、のこぎりなどを使わないと刈り取ることができません。
夫はフェンスの向こう側を、私はこちら側を同時に刈っていき、夫の側から出た草を受け取り。
という作業を繰り返すこと2時間余り。
こんなに草を刈り取りました。
ひと夏越したら木のようになってしまうという。
夏の間にこまめに何度か草の処理をするか、年に一度秋になって一気に済ませるか。
私としては迷うところではありますが、夫は迷うことなく年に一度の方を選びました。
というわけで、今後これが秋の行事の一つとなりそうです。
さて、この草。
当然これだけで終わりではなく、ゴミとして出さなければいけません。
まず、葉と小枝部分を剪定ばさみで細かく切り落として、葉と太い幹とに分け、
細かい部分は可燃ごみの袋に入れ、
幹は長さを揃えて切り、ある程度の量ごとにひとまとめにして紐でくくる。
そこまでやってようやく終了となります。
この作業だけでさらに1時間程かかり、もう二人ともクタクタです。
この日は他にみかんの木の枝の隙間から勢いよく伸びていた木を切り、隣家との境目の辺りの雑木も整えました。
それでもやらなければいけない作業の3分の1もできていない状態です。
庭や畑のある生活はずっと憧れだったけど、住んでみたら…
やはり楽しいことの方が多いけど、
手入れが思っていた以上に大変なのだとわかりました。
ノーメイクと綿密に作り込まれたナチュラルメイクが違うように、何もせず放置している庭とナチュラルガーデンは全く別物なのだ、ということですね。
ナチュラルに見せるためにはそれなりの計算と影の努力が必要不可欠。
しかも、努力の跡を見せてはいけない。
それをナチュラルと呼べるのかどうかは疑問ですが、多分、そういうことだと思います。
これから冬中かけてゆっくり手を入れていこうと思います。